オオサクラソウ

サクラソウ科 サクラソウ属

2005.6.25 長野県常念岳 2003 6.8 長野県栂池


亜高山の湿った林縁、谷沿いなどに生える多年草で、花茎の高さは15〜40センチ。葉は数個が根生し、円形〜円心形、掌状に7〜9裂し、縁に不揃いの尖った歯牙がある。葉柄は長さ15〜25センチ、ほぼ無毛。
花は茎の先に1〜2段になって4〜8個が輪生状に付く。花柄は長さ1〜1.7センチ、細毛がある。花冠は直径1.5〜2センチ、筒部が長さ1.2〜1.4センチ、濃紅色で花喉部は黄色、5深裂し、裂片はさらに2裂して平開する。萼は筒形、2/3ほどまで深裂し、裂片は披針形で、先は鈍い。花期は6〜7月。北海道西南部〜本州中部地方以北に分布する。

〜徒然想〜

三股登山口〜常念岳〜蝶ヶ岳〜三股登山口のルートは花畑が連なり、槍ヶ岳や穂高を背景にすばらしい撮影ポイントが続きます。特に蝶鑓の麓にはすばらしい花畑があります。その中でひときわ目立っていたのがこの花とオオバキスミレです。
すっかり魅了されてしまいましたが、撮影時間は余りありません。時を気にしながらの撮影になりました。
さあ、蝶ヶ岳ヒュッテまでは蝶鑓のひと登りです。しかし、これがしんどかった。ふらふらになってヒュッテに飛び込みました。
このルートは、写真を撮りながら蝶ヶ岳1泊では時間的にしんどいです。時間があれば、背景を考えた撮影や他の花も収められたのにと、残念に思います。

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   2005.6.25 長野県常念岳  
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