ノハナショウブ |
アヤメ科 アヤメ属 |
2003.8.24 長野県車山 | ||
山野の湿地や草地などに生える多年草で、高さは40〜100センチ。葉は剣状で、太い中脈が目立つ。 花は茎頂に数個付き、青紫色〜赤紫色、直径10センチほど。外花披片は楕円形で垂れ、中央部に黄色の斑紋がある。花期は6〜7月。北海道〜九州に分布する。 〜徒然想〜 八ヶ岳硫黄岳登山の翌日は、クールダウンで車山を散策しました。 盆過ぎの早朝は、真夏の風とは違う風が爽やかに流れ、心洗われるひと時を与えてくれました。そんな中にぽつんと一本、この花が佇んでいました。 ハナショウブはノハナショウブの改良品で、原種の赤紫のほか白、青紫や混合色など、色は豊富。花びらも幅広く華やかです。他のアヤメ科の種とは花びらに一本の黄斑を持つことから区別できます。 北海道の群生は圧巻です。一面、どこまでもこの花が続きます。 長野県とは違って、花の色は赤紫色です。 −同じ科の植物− |
2012.7.21 北海道 |
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