ミズバショウ

サトイモ科


2003.6.8 栂池自然園
この花ほど、多くの人に愛され、それぞれに想いを与えてくれる花はないだろう。
ずいぶん昔に、長野県鬼無里(きなさ)村に行ったことがある。そのときはもちろん、花の写真を撮る趣味はなかった。しかし、水芭蕉が一面に広がる風景は、まだ頭の中に残っている。

高地の湿原や湿潤な林内に自生する多年草。多くは群生する。発芽直後の葉の間から白い仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を立て、黄色い円筒形の花序を包む。一般にはこれらを花とみているが、真の花は円筒形の花序に数多く密生する。一つ一つは亀甲形で、大きさは3,4ミリとごく小さい。雄しべ4個、雌しべ1個を、しっかりと持っている。葯から出た花粉が黄色いことから、円筒形の花序が黄色くみえる。
2003.6.8 栂池自然園 2006.6.24 群馬県玉原湿原
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