メハジキ

シソ科 メハジキ属

交通量のない林道では、歩くのと同様に、ゆるりと車を走らせる。
“メハジキだ!”
思わず声が出る。車を止め、脇に咲く花に見入った。出逢えそうで縁がなかった自然の花に出逢うのはうれしい。林道脇にすくっと身を立てるもの、奥の草むらにつましく咲くもの、それぞれが新鮮で、自然の姿に敬服した。

本州〜九州の道端や荒れ地に生える2年草で、高さ0.5〜1.5メートル、ときには2メートルにもなる。茎上部の葉の脇に淡紅紫色の唇形花を数個つける。全体に白毛が密生し、茎には4稜がある。
根生葉は長柄があり卵心形。茎葉は3深裂し、裂片は更に羽状に切れ込む。上部の茎葉は切れ込みがなくなり、披針形〜線形、特徴的な姿となる。

花期に全草を刈り取り乾燥させたものは、生薬の益母草(やくもそう:メハジキの別名)という。産後の止血、月経不順、めまい、
お血による腹痛に効果がある。但し、妊娠中や月経時の出血が多い場合には避ける。
<注>
お血(おけつ):鬱血、鬱滞、充血像が観察されるような病態をいう
2006.9.16  東京都奥多摩(画像にポインターをおいて下さい)
2005.7.10 東京都調布野草園

2005.7.10 東京都調布野草園

2005.7.10 東京都調布野草園
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