キュウリグサ

ムラサキ科 キュウリグサ属

山野の道端、畑などに生える2年草で、高さは15〜30センチ。葉は互生し、長楕円形〜卵形で、下部のものは長い柄があるが、上部のものは無柄。
花は茎の先に花序を出して次々に咲き、花冠は淡青紫色で直径2ミリほど。花期は3〜5月。日本全土に分布する。

〜徒然想〜

ムラサキ科の花は、みんな可愛くきれいです。

奥多摩御前山から境橋への下り道は、今日も退屈でした。時折姿を見せる花が何よりの救いです。
キュウリグサは、最後の車道に出る手前で現れました。頼りない姿で、石に寄り添うように咲いていたのですが、何とも可愛く、なごみをいただきました。
今では季節になればどこでも見ることができるのですが、あの時のキュウリグサほど感動ものはありませんでした。

一方で、北海道での群生は、これまた感動です。
さすがに北海道です。

キュウリグサの花序は、咲き始めはくるっと巻いていますが、花が咲き進むと真っ直ぐになっていきます。

−同じ科の植物−
2006.5.3 東京都奥多摩御前山
フランスギク 2015.7.6 北海道 2006.6.4 長野県八ヶ岳
 
2023.4.11 神奈川県川崎市    2021.3.18 東京都調布市
 
 2023.4.11 神奈川県川崎市    2023.4.11 神奈川県川崎市
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