山地の林内、林縁などに生える多年草で、高さは20〜30センチ。葉は6〜10個輪生し、狭長楕円形〜倒披針形で、先は尖り、柄はなく1本の中脈が目立ち、縁と裏面脈上に毛がある。
花は茎の先に集散花序となり、4〜12個の花を付ける。花冠は白色で漏斗形、長さ5ミリほど、先は4裂し、筒部は裂片よりやや長い。果実は球形で曲がった毛が密に生え、乾いても黒くならない。花期は5〜7月。北海道〜本州に分布する。
〜徒然想〜
この花の葉の付き方は特徴的です。一本の茎に数段、輪状に葉を付けます。一番上の葉の真ん中から花茎を延ばし、小さい花を付けます。
全体に細く小さいので、よく風に揺れ撮影しにくいです。
福島県でも北海道でも、大きな群落を作っていました。出逢いは多く、その分撮影はおろそかになっていたようです。花は白飛びしてしまうことが多かったです。
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