クリンソウ シロバナクリンソウ |
サクラソウ科 サクラソウ属 |
2006.6.3 長野県八ヶ岳 |
山地の湿地などに生える多年草で、高さは40〜80センチ。葉は根元に多数付き、大型で表面にシワがある。 花は紅紫色で花喉部は濃紅紫色、茎頂に2〜5段に輪生し多数付ける。花期は5〜6月。北海道〜四国に分布する。 花が白いものをシロバナクリンソウと呼ぶ。 〜徒然想〜 花を撮り始めた初期から見る機会が多いものの、撮影はあまりしていなかったようです。 花探しのため暗い森に入ると、不意に現れることが多いです。目的の花ではないので、ついスルーしてしまっていたのでしょう。きれいな花なのに、もったいないことです。 北海道では、新緑の森にこの花が咲いていました。ぽつりぽつりと、実にいいポイントに生えています。新緑とダケカンバ、さらさらと沢が流れています。 絵心があれば、写真でなく、じっくりと向き合いたい風景です。 花が白いものはシロバナクリンソウと呼ばれることを知り、画像を追加しました。山梨県の湿地にスゲの仲間を探しているときにみつけました。やや暗い湿地で白くぼんやりと咲くクリンソウも趣きがありました。 −同じ科の植物− |
2011.7.2 長野県八ヶ岳 |
2016.6.2 北海道 | 2016.6.2 北海道 | |
2022.6.18 山梨県 | 2022.5.29 山梨県 |