コメガヤ

イネ科 コメガヤ属

 
2006.7.15 長野県車山   2011.5.21 長野県


山野の林下、草地などに生える多年草で、高さは20〜50センチ。茎は細く、斜上する。葉は線形で柔らかく、葉鞘は完全な筒形。
花序は総状で長さ8〜15センチ、6〜15個の小穂を下垂し、時に下方に小さな枝を少数付ける。小穂は楕円形、長さ6〜8ミリ、白緑色で赤紫色を帯びることがある。下方につく両性小花は2個、上方の小花は退化小花で2個ある。苞類は透明膜質、護頴はやや厚く、背面は円く、芒がない。花 ()期は5〜7月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

この種の細かい植物を撮ると、ときに面白い写真になることがあります。
ニワゼキショウの写真は、まさに偶然のたまもの〜それなりに気に入っています。
狙って撮れればいいのだが、どうしてなかなか!・・・今回はうまくいきませんでした。

最初は植物園で撮ったのですが、その後ポツポツ見られるものの、群生する姿には出逢いがありません。
米粒のような小穂を持つことからこの名が付きました。
イネ科に余り興味を持っていなかった時期の写真で、小穂や
葉鞘の拡大写真が撮れていません。今後の課題です。

−同じ科の植物−

 
2011.5.21 長野県   2006.6.3 長野県
 
 2011.5.21 長野県   2006.7.15 長野県車山 
2005.5.1 東京都調布市