カキドオシ

シソ科 カキドオシ属

山野の草地、道端などに生える多年草で、高さは5〜25センチ。茎は初め直立し、花後倒伏してつる状になって伸び、節から根を出して増える。葉は対生し、腎円形、先は円頭で鈍い鋸歯がある。
花は葉腋に1〜3個付き、花冠は長さ2センチほどで淡紅色、唇形花で下唇には紅紫色の斑点がある。花期は4〜5月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

2006年のHP開設当初から収載した花です。以来、いつかは修正しようと思いながらも、ずいぶんと時が経ってしまいました。
なかなか見栄えがする花なのに、何度も出逢いがあるのに、すっかり撮影しなくなってしまったことも反省です。

山野に普通に見られる花で、垣根を通り越して増えるほど繁殖力が強いことからカキドオシの名があります。
最近撮影した画像は、近くの多摩川河川敷で撮ったものです。こんな身近なところにも群生が見られるとは、ちょっと驚きもありました。
ただし、撮影には不満で、次の春に撮り直しです。

−同じ科の植物−
2004.3.21 東京都狛江市
 2006.5.4 東京都裏高尾    2005.4.17 東京都狛江市
 2017.3.20 東京都世田谷区    2007.4.8 東京都高尾山
2022.3.16 東京都世田谷区
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