ギョウジャニンニク

ユリ科 ネギ属

 
2015.7.2 北海道   2015.7.2 北海道


低地〜山地の林内などに生える多年草で、高さは40〜70センチ。葉は2〜3枚あり、長楕円形。
花は長い花茎の先に多数の小さな花を球状に付ける。花被片は6枚で、白色〜淡黄色。花期は6〜7月。本州近畿以北〜北海道に分布する。


〜徒然想〜

山菜として、若芽、若菜を食用にします。ネギ感覚で、熱湯で茹でて、和え物、おひたし、油いため、汁の実にしたり、天ぷらにしたりします。
そういえば、テレビ番組の山小屋の紹介で、小屋のご主人の何よりのもてなしが、近くで採取したギョウジャニンニクだったことを思い出しました。山小屋のテーブルを囲んで、ビールを片手に談笑する登山者の顔がほころんでいました。

北海道では、久しぶりに撮影してみました。海岸沿いの森の中でヒロハノトンボソウを探しているときにみつけたものです。
北海道では、こんな低地の森にも生えるのですね。

-同じ科の植物-

  2005.7.23 長野県栂池自然園   
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