イワイチョウ

ミツガシワ科 イワイチョウ属

2007.7.12 北海道大雪 2005.7.23 栂池自然園


亜高山帯〜高山帯の湿原などに生える多年草で、高さは20〜50センチ。葉は腎円形で厚く、先はゆるくへこみ、基部は心形、縁には揃った細かい鋸歯があり、表面は光沢がある。
花は集散状に付き、花冠は白色で、直径1.2センチほど、5深裂し、縁には波状になる。花期は7〜8月。中部地方以北〜北海道に分布する。

〜徒然想〜

高山の湿地ではよくみられる花です。初めこそ感動に浸りながらこの花を見ていたものの、その後何度も出逢いがあると、いつの間にか撮影をスキップしていました。
順次本HPを見直し、合わせて画像も追加や差替を行っていますが、この花の撮影をスキップしたことを、今更ながら悔やんでいます。画像がありません。

同じ科でよく似たミツガシワがありますが、葉の形が違います。また、ミツガシワは3小葉からなり、花弁の内側には長い毛があります。

−同じ科の植物−

2010.7.4 山形県   2004.4.26 栂池自然園
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