イチヨウラン

ラン科 イチヨウラン属

山地の林内などに生える多年草で、高さは10〜20センチ。葉は1枚で卵円形。
蕚片、側花弁は淡緑色で、紫色の斑点がある。唇弁は3裂し、中裂片は大きく、白色で紫色の斑点がある。花期は5〜8月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

探しました! 出逢えると信じて探しました。それだけに、見つけたときは震えがきました。”いた!”、との声も出ました。
最近は一人で花散歩することが続き、言葉が音に出てしまうことが多いように思える。しかし、探し続けていた花がようやく見つかったときは、これほどの喜びはありません。お分かり下さい。−2006年−

最初にみつけたとき書いた文章ですが、見直すと気恥ずかしい想いです。その後、長野県各所や富士山近辺でたびたび見かけますが、最初にみつけたときの感動を思い出します。
全体的には地味な花で、マイヅルソウや他の葉に紛れてしまうと目立ちません。

−同じ科の植物−
2011.7.8 長野県八ヶ岳
2006.6.4 長野県八ヶ岳
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