ホトケノザ
シロバナホトケノザ

シソ科 オドリコソウ属

道端、畑、河川の草地など多様な所に生える越年草で、高さは10〜30センチ。葉は対生し、扇状円形で、縁には鈍い鋸歯がある。
花は上部の葉腋に数段になって付ける。花冠は紅紫色で細長い筒形唇形、長さ1.5〜2センチ。花期は3〜6月。日本全土に分布する。
花の白いものがあり、シロバナホトケノザという。

〜徒然想〜

道端や畑で春いち早く咲き出すこの花を、今年は全く違う思いで見ています。
PCでアップにしたこの花は、何と人形をしているではないですか。しっかりと2つの目を持ち、合わせる手で拝んでいるように見えます。思わず家内を呼び、興奮状態で感想を求めことがあります。 ホトケノザの名に納得し、神々しさに頭を下げます。2006年記。

図鑑などでは花期が3〜6月となっていますが、太平洋岸の陽だまりでは冬であっても咲くことがあり、花期は一年中といってもいいでしょう。
白花は、近くを流れる河川脇に毎年咲きます。早春に先がけて咲く白花を確認に行くのが、例年の花観察のスタートになっています。
今年もそろそろ咲き始める頃です。鈍った身体をほぐしながら、出かけることにします。

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2006.2.19 東京都狛江市
   2006.2.19 東京都狛江市
 
 2016.2.11 東京都狛江市
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