ヒゴスミレ

スミレ科 ミヤマスミレ類

山野の日当たりのいい草地や林縁などに生える多年草で、高さは5〜10センチ。葉は3全裂し、さらに基部から2全裂するので5全裂しているように見える。裂片はさらに細かく分裂し線形となる。
花は白色で、直径2センチほど。側弁は有毛。唇弁には紫条がある。花期は4月〜5月。本州(秋田県以南)〜九州に分布する。

〜徒然想〜

ようやく自生のヒゴスミレを見ることができました。これも花仲間のお陰で、感謝です。

東京近辺でヒゴスミレをみつけることは至難で、前年までネットなどの情報からこの近辺を探し回りましたが見つかりませんでした。結局は、探していた近辺でみつかったのですが、ニアミスしていても、縁がなければみつかりません。花探しの難しさを噛みしめています。

前年に富士山の麓でようやくこのすみれをみつけて、喜びました。しかし、判定はヒゴスミレではないとされ、がっかりしたことがあります。
それだけに、より想い入れがあるこの花との出逢いは、うれしいものになりました。

−同じ科の植物−
2011.5.8 東京都 (画像にポインターをおいてください)

その後、縁あって出逢う機会が多くなりました。 Photo Galleryの画像が増えてしまったのは、恐縮です。

とりわけ、本場の肥後の国で見ることができたのは、うれしかったです。阿蘇の山を背景にしたり、キスミレとのツーショットを楽しんだりと、ゆったりと時間を過ごしました。

 2011.5.8 東京都   2011.5.8 東京都  
 
 2019.4.5 熊本県阿蘇    2019.4.5 熊本県阿蘇
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