ユウスゲ

ユリ科 ワスレグサ属

 
別名キスゲ。
山地の草原などに生える多年草で、高さは1〜1.5メートル。葉は線形で、2列根生する。
花は花茎の先が2つに分枝し、その先に次々に花を咲かせる。花は夕方咲き、翌日午前中に閉じる。
花被は淡黄色で、夜行性の虫たちにはよく見えるといわれている。
花期は7〜9月。本州、四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

夜のとばりが落ちる頃咲き始め、翌日午前中には萎んでしまうというこの花に哀愁を感じます。
また、夜咲く花は、イメージするだけで幻想的です。その姿を撮れたらと思うと、身が震えるような想いが走ります。
いつの日かチャレンジしてみましょう。

夜景を撮る機会がないままに、数年経ちました。出逢いはいつも朝方です。
伊吹山では、群生がみられましたが、やはり多くの花は萎みかけていました。
山梨の山では、多くの花が終わっているものの、ポツリポツリと黄色い花がみられます。富士山をバックに数ショット試みてみました。

−同じ科の植物−
2012.9.6 山梨県
   2012.9.6 山梨県  
     
   2009.6.13 山梨県  
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