ヤマゴボウのつもりでアップしようとしていたら、撮っていた植物はヨウシュヤマゴボウであり、ここでも帰化植物が進出していることを知ることになった。もっとも、ヤマゴボウも中国原産ですが。
ヤマゴボウの根は商陸(しょうりく)という生薬で、利尿、鎮咳、去痰の目的で栽培されていたようで、逸出したものが稀にみられるが、通常目にするものはヨウシュです。
ヨウシュヤマゴボウは根に限らず全草が有毒で嘔吐 下痢、麻痺などの中毒症状を引き越す。毒性が強く、要注意です。ヤマゴボウも有毒です。
観光地などで売られている「ヤマゴボウ」はモリアザミの根です。
北アメリカ原産の多年草で、2メートルほどになる。果実は黒紫色に熟し、衣服に付くと容易に取れないので、アメリカではink berryと呼ばれている。
ヤマゴボウの仲間には花弁がなく、花弁状の萼片がふつう5個ある。 意外とこれが美しい。
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