ヤツタカネアザミ

キク科アザミ属

沢沿いのこの場所で、毎年いつものように咲いている。元来、アザミの類はあのトゲを想像すると好きになれなくて、つい撮影を敬遠してしまう。それが、何度もこの場所を通るたびに、葉や花のない時期でも、この花が懐かしくなってくるのはなぜだろうか。今頃はまた、あの大きな花を咲かせているだろう。明日も八ヶ岳山行を予定している。またこの場所を通ることになる。今度は、今までないくらいに、丁寧に撮ることにしよう。−2006年9月1日(金)記。

亜高山〜高山帯の開けた草地や林の縁に生える多年草で、高さ0.7〜1.5メートル。頭花は、長い柄の先に1〜数個下向きにつける。総苞片は粘らず、先端はすべて鋭いトゲになる。総苞は、多くは紫色を帯び、直径1.2〜2センチ。

2006.9.2 長野県八ヶ岳
2006.9.2 長野県八ヶ岳
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