ヤンバルハグロソウ

キツネノマゴ科 ヤンバルハグロソウ属

海岸近くの草地や林縁に生える一年草で、高さ20〜60センチほどになる。葉は対生し、楕円形〜卵状楕円形、先は尖り、やや厚い。
花は葉腋から1〜2本の花枝を出し、集散状に数花つける。花冠は淡紅色、細長い筒形で先が2裂して唇形。
外面には開出毛が密生する。奄美大島〜沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

ハグロソウは東京高尾山などでふつうに見られます。
沖縄にもハグロソウがあるのだと思い記念に撮っておこうとしたところ、ちょっと様子が違います。ヤンバルの名がつくハグロソウを告げられ、俄然撮影意欲がわきました。
花は、ほとんど同じですが、心なしか下弁がより大きくみえました。
全体として毛深い様子で、葉が丸いです。印象としてはシソ科のようにみえました。

−同じ科の植物−

2007.12.22 沖縄県本島
 2007.12.22 沖縄県本島   2007.12.22 沖縄県本島 
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