ヤマハギ

マメ科 ハギ属

山に入ると、随所でよく出逢う。しかし、遠見では写真が引き立たないし、アップでもなかなかきれいな花に出逢うことは少なく、風にも揺れ、いつも撮影に苦労する。
秋の七草で「ハギ」といえばヤマハギ又はミヤギノハキを指すと、広辞苑にはある。尚更きれいに撮りたいのだが、・・・難しい。

山地に生える落葉半低木で3メートルほどになるが、出逢いは1〜1.5メートルほどのものが多い。ふつうは直立するが、ときに枝垂れる。
葉は3小葉からなり、茎の下部は大きく、上部になるほど小さくなる。
花序の柄が長く、葉群よりも外側に出る特徴があり、葉の脇に葉より短い総状花序を出すマルバハギと区別できる。
花の翼弁は紅紫色、旗弁や竜骨弁はやや色濃い。

2006.9.2 長野県八ヶ岳(画像にポインターをおいて下さい)
2006.9.16 東京都奥多摩
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery