ヤエヤマコウゾリナ

キク科 ツルハグマ属

奄美諸島以南の南西諸島に分布する1年草で、高さ50センチほど。茎はやや紫色を帯び、葉は倒披針形〜長楕円形で、不整歯牙縁又は欠刻状鋸歯縁、鈍頭。
頭花は枝先につき、鐘形で黄白色。冠毛は白色。
「帰化植物図鑑」にはウシノタケダグサの名があり、サイトでも混同されている。



〜徒然想〜

まったく! 花も葉もボロボロの姿で、少しも美しくない。高台の草地に生えていたが、道路を隔てた反対側には白波が砕ける沖縄の海が広がっている。こんなすばらしい景観なら、もっと美しい姿であってもよさそうなのに、お気の毒です。
傍らの草陰にはキヌランが静かに咲いていた。

2007.3.18 沖縄県本島(画像にポインターをおいて下さい)
2007.3.18 沖縄県本島