奄美諸島以南の南西諸島に分布する1年草で、高さ50センチほど。茎はやや紫色を帯び、葉は倒披針形〜長楕円形で、不整歯牙縁又は欠刻状鋸歯縁、鈍頭。 頭花は枝先につき、鐘形で黄白色。冠毛は白色。 「帰化植物図鑑」にはウシノタケダグサの名があり、サイトでも混同されている。 〜徒然想〜 まったく! 花も葉もボロボロの姿で、少しも美しくないです。高台の草地に生えていましたが、道路を隔てた反対側には白波が砕ける沖縄の海が広がっています。対照的に、こちらは美しい。 こんなすばらしい景観なら、もっと美しい姿であってもよさそうなのに、お気の毒です。 傍らの草陰にはキヌランが静かに咲いていました。 −同じ科の植物−