ツルキケマン |
ケシ科 キケマン属 |
別名ツルケマン。山地の半日陰の林縁や林下などに見られる1年草〜越年草で、高さは20〜100センチ。 茎は軟弱でよく伸びて分枝し、白緑色を帯び、無毛、稜がある。葉は互生し、2〜3回3出複葉。小葉は3深裂し、長楕円形〜卵形で、全縁。 花は茎の上部にまばらに付け、淡黄色で、距はやや長い。刮ハは長倒卵形で、長さ4センチほど。花期は7〜9月。中部地方以北、北海道に分布する。 〜徒然想〜 全体的にはもじゃっとした、繊細な雰囲気をもつ植物でした。 花色は黄色みを帯びた白で、図鑑で見られる画像とはちょっと様子が違います。特徴は刮ハの幅が広く、種子が2列に並ぶことなどで、幸い花と同時に付けていました。 久しぶりに訪れた日光の道です。車が行き交いますので、走りながら目的の花を見つけるのは難しいものがあります。が、そこは助手席に座るもののお役目。何とかこの花を見つけ、車を止めてもらうことができました。 −同じ科の植物− |
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2009.9.13 栃木県 |
2009.9.13 栃木県 |
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