トモエソウ

オトギリソウ科 オトギリソウ属

山地や高原などの日当たりのいい所に生える多年草で、高さは50〜130センチ。茎は直立して上部で分枝する。葉は対生し、披針形で先は尖り、基部は半ば茎を抱く。葉に黒点はない。
花は一日花で、枝先に集散花序に付き、黄色、直径4〜6センチ。花弁は5枚あり、ねじれて巴形になる。花期は7〜8月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

八ヶ岳山麓や周辺の高原でよく見かけていましたが、花弁が濡れたり、きれいな巴形になっていなかったりで、アップできる画像がありませんでした。そのうちまた出逢えるだろうと、のんびり構えていた花です。

伊吹山山頂の一角に一塊りのこの花がありました。花の多くはすでに痛み、かろうじて巴形が残っている花を選んで撮影します。
虫たちも形のいいのが好きなのか、頻繁にファインダーに飛び込んできます。留守の間に、シャッターを押します。

−同じ科の植物−
2009.8.7 滋賀県伊吹山
2009.8.7 滋賀県伊吹山(画像にポインターをおいて下さい) 2009.8.7 滋賀県伊吹山
 
 2012.7.24 北海道    2023.6.17 栃木県
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