トキソウ

ラン科 トキソウ属

日当たりのよい湿地に生える多年草で、茎は高さ10〜30センチ。葉は茎の中部にふつう1個付き、披針形又は線状長楕円形。
茎頂に淡紅色の花を1個横向きに付ける。唇弁は白色で3裂し、内面や縁に紅紫色の肉質突起毛を密生する。距はない。花期は6〜8月。
北海道、本州に産し、四国、九州に稀にみられる。

〜徒然想〜

この花も植物園で見てから、必ず自生の姿が見られると信じていた花で、そのうちにと、のんびり構えていました。
先に、より出逢う機会が少ないと思っていたヤマトキソウに、長野県の車山で出逢うことになってしまって苦笑いしたこともありました。

懐かしい友人に尾瀬に誘われ、この時期ならばと探しました。出逢いを信じていた花がそこにあり、花の宝庫〜尾瀬〜に感謝です。
夢中で撮影しているうちに、先行する友人は遙か彼方、米粒のようです。

−同じ科の植物−
2007.7.1 群馬県尾瀬
 2008.7.20 群馬県尾瀬    2011.5.16 千葉県
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery