タマアジサイ |
ユキノシタ科 アジサイ属 APG分類ではアジサイ科 |
山地の湿った沢筋などに生える落葉低木で、高さは2メートルほどになる。葉は対生し、長い柄があって長楕円形〜倒卵形、先は尖り、両面に毛があってざらつく。 枝先に散房花序を広げる。蕾は花序全体が総苞に包まれて球状となる。中心部の両生花は淡紫色で、花弁や萼片は4〜5個。花は咲くとすぐに散り始めてしまう。周囲の装飾花は直径20〜30ミリ。花期は7〜9月。本州宮城県〜岐阜県の主に太平洋側に分布する。 〜徒然想〜 丸い玉がポンと弾けるように、大きく花を開きます。葉の上には、まだ弾けた萼が残っています。あの丸い玉の中に、どのようにして大きな花が収まっているのか、不思議に想います。 どちらかというと、暗い湿った登山道で出逢うことが多く、そんな中でも、この花はうす紫色の花を、ときに色濃く浮かび上がらせます。 −同じ科の植物− |
|
2006.8.18 東京都奥多摩三頭山 |
2004.8.8 東京都奥多摩御岳山 | ||
2006.8.27 東京都高尾山 |
もっとこの花を見る → |