タチスズシロソウ |
アブラナ科 ヤマハタザオ属 |
海岸や湖岸の砂地に生える2年草で、高さは10〜50センチ。茎は細く直立し、毛はない。根出葉は倒披針形で羽状に浅裂し、茎葉はへら状線形、全縁、緑白色を帯びる。 花は白色で、4弁花。果実は長角果となり線形。花期は4〜5月。東海、近畿地方、四国に分布する。 〜徒然想〜 広い琵琶湖畔なので、見つかるか不安の中での花探しでしたが、思いの外すぐに見つけることができました。 さすがに同行者の情報収集力と生育環境の知識はすばらしいものがあります。 目の前にある植物は弱々しく、しかもちょっとした湖岸の開発で、すぐに消え入りそうな雰囲気をもっています。 まだシーズン前の静かな湖畔ですが、いずれは賑わいのときを迎えるのでしょう。大勢の人が行き交う傍らに絶滅危惧植物が生える〜大切に残してほしいと想います。 −同じ科の植物− |
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2009.5.9 滋賀県 |
2009.5.9 滋賀県 | 2009.5.9 滋賀県 |
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