ダイセツトリカブト |
キンポウゲ科 トリカブト属 |
亜高山帯〜高山帯の草地に生える多年草で、高さは30〜70センチ。葉は3つに大きく裂け、さらに大きく裂け線形〜線状披針形になる。 茎の先に青紫色の花を付ける。花冠は兜形で長さ2.5〜3センチ。花柄に開出毛があるのが特徴。花期は7〜8月。北海道に分布する。 〜徒然想〜 黒岳の登山道でみられるトリカブトはダイセツトリカブトとされています。 ダイセツトリカブトは、以前7月に来たときには咲いていなくて、葉のみを確認したに過ぎませんでした。細く切れ込んだ葉が特徴的で、強く印象に残っていました。それだけに、花を付けた姿は懐かしい想いです。 大雪には、他にエゾノホソバトリカブトがあります。花柄に屈毛があるのが特徴です。 大雪中央部の草原で、青がきれいなトリカブトに遭遇しました。花柄の様子が違っていたと思ったのですが、そのときは花柄の毛の知識がなく、エゾノホソバトリカブトだったか確認できていません。 さらに、両者の自然雑種と思える中間の個体もみられるようです。 −同じ科の植物− |
|
2009.8.16 北海道大雪 |
2009.8.16 北海道大雪 エゾノホソバトリカブト? |
2009.8.16 北海道大雪(画像にポインターをおいて下さい) |
もっとこの花を見る → |