ダイサギソウ

ラン科 ミズトンボ属

日当たりのよいやや湿った草原に生える多年草で、高さは30〜60センチ。茎の下部に数葉があり、上部に鱗片葉がある。
花は白色で、距は長く前方に垂れ下がる。花期は8〜10月。
千葉県以西〜沖縄県に分布すると図鑑にあるが、南方の地にでしか見られなくなっているようです。
環境庁絶滅危惧IB類

〜徒然想〜

茎の明るい草原に生え、ときに道路脇に生えるので白い花は目立ち、すぐに採られてしまうと地元の方が嘆きます。沖縄のここでも、悲しい現実を聞かされることになってしまいました。
開花時期としては遅い今、地元の情報網を屈指して、まだ咲いている場所を探してくれます。ありがたかったですね。

見つかったのは2ヶ所のみ。2ヶ所目はまあまあの花付きで、1ヶ所目がほぼ終わりかけの乏しい花付きだっただけに、うれしい出逢いで、夢中で撮りました。
花は純白、背景を黒にして鷺の花を撮りたかったところですが、そんな余裕がないほどの気持ちの高ぶりです。

−同じ科の植物−
2008.10.19  沖縄県本島
2008.10.18  沖縄県本島 2008.10.18  沖縄県本島
     
 2014.9.27  沖縄県    2014.9.27  沖縄県
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