シュウカイドウ

シュウカイドウ科 シュウカイドウ属

初めての出逢いは地元の植物園でした。一角が赤に染まるほどに見事に群生し、花の中央の黄色い玉との姿が面白く、しばし見入っていました。
その後、高尾や奥多摩で出逢う機会が多く、そのたびに植物園での姿とそのときの感動を思い出します。そういえば、自転車で散策したとき、一般家庭の庭先でも見つけました。

中国南部から東南アジアの原産で、もともと観賞用に栽培されていたものが野生化した多年草なので、家庭には多い。
葉腋に小さい無性芽をつけ、それが地に落ちて、新植物体となって群生をつくる。葉は互生し、ゆがんだハート形。茎の上部に、雌雄別の淡紅色の花をつける。萼片、花弁とも2枚。
2006.8.27 東京都裏高尾
2003.8.31 東京都野川自然観察園  (画像にポインターをおいて下さい)