ソナレマツムシソウ
シロバナソナレマツムシソウ


マツムシソウ科 マツムシソウ属


マツムシソウの海岸型。千葉県から神奈川県の海岸の岩場などに生える越年草で、花冠はマツムシソウによく似る。違いは、花がやや小ぶりで、背丈も10〜30センチと低い。葉は下部につき、厚みがある。花期は8〜10月。

〜徒然想〜

敬愛するMさんの足跡を追う花散歩が続いています。
信州の高原で馴染んだマツムシソウの海岸型が三浦半島にあることを知り、逢いたくなりました。幸い三浦半島の磯場は釣りで巡り歩いた場所〜磯の様子が、次々と頭に浮かんできます。
イメージどおりの場所にソナレマツムシソウを見つけたときは、感動もしましたが、高原の花のイメージが崩れ、寂しい想いもしました。
翌日に海を眼下に見下ろす山の上でもマツムシソウに出逢い、ますますイメージが崩れてしまいました。
その後も海岸近くの草原では、この花が比較的よく見られました。

ある時、単に退色したとも思えない白花を見ることができました。

-同じ科の植物-

  
2006.10.21 神奈川県三浦半島
   2006.10.21 神奈川県三浦半島
 
 2015.10.18  神奈川県    2015.10.29  神奈川県
 
 2017.10.12 千葉県   白花が混じる 2019.9.28 静岡県  
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