シロバナネコノメソウ |
ユキノシタ科 ネコノメソウ属 |
樹林下の湿地に生える多年草で、葉は対生、扇状円形〜円腎形で、上部には5〜9個の半円状の鋸歯がある。花茎は暗紫色を帯び、白色の軟毛が多い。 萼裂片は、花時に直立し白色で、花後は次第に淡緑色に変わる。雄しべは8個、葯は暗赤色、のち黒紫色。花期は4〜5月。近畿、中国、四国、九州に分布する。 〜徒然想〜 ざっと見、ハナネコノメソウと大きな違いは見られないように思えました。しかし、シロバナは全体的に毛深く、特に茎には長く垂れるほどに白い毛が目立ちます。 シロバナネコノメソウの名から、純白の花をもつ清楚なネコノメソウを期待していたのですが、イメージとは違った姿です。 今年は寒さのせいか、開花が遅れ、わずかしか開花しているものは見られません。でも、まだ萼に覆われた赤い葯が百目のようで、なかなかかわいいです。 一面がこの花の葉で覆われている場所もあったので、これが開花したら見事。イメージも違ったものになるでしょう。 中国〜四国巡りでも各所で盛期の花を見ました。でも、ちょっとロケーションが満足な場所がなかったのが残念でした(2012年4月)。 −同じ科の植物− |
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2008.3..22 島根県(画像にポインターをおいて下さい) |
別の群落地では茎に毛が 少ないタイプが多かった |
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2008.3..22 島根県 |
上はヤマネコノメソウ 2012.4.15 広島県 | 2012.4.14 岡山県 |
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