ヨーロッパ原産の帰化植物。海岸の砂地や草地、道端、荒地などに生える越年草で、高さは30〜50センチ。茎には粗い毛が多く、葉は下部ではへら形で先は円く、上部は広線形で先は尖る。 花は花序の片側に偏って総状に付き、直径1センチほど、花弁は狭倒卵形で白色〜淡紅色。萼筒には10脈があり、長毛と短い腺毛がある。花期は4〜5月。北海道〜九州に帰化。 〜徒然想〜 ここは古くから交通至便な公団団地として知られ、人気が高いです。今日も多くの住民が道を行き交い、あちこちで談笑する姿が見られ、生活感にあふれています。 そんな傍らで、屈んで撮影するオジさん二人。端から見れば、奇妙な光景だったでしょう。 そう思われていることを意識しながらの撮影になりましたが、ファインダー越しにみる花はあまりにもきれいです。いつの間にか夢中になっていました。 名はシロバナとなっていますが、花色は淡いピンクのものもあります。 −同じ科の植物−