東海地方の湿地に生える1年草で、高さは20〜40センチ。茎はなく、葉は線形で、先は針状に尖る。
頭花はややねじれた花茎の先に付き、球形で直径6〜8ミリ、白い短毛に覆われる。総苞片は広卵形だが目立たない。花期は8〜10月。
〜徒然想〜
目の前には、見たかったとおりの景観が広がっています。白い点の連続がみごとです。しかしながら、これを写真に残そうとすると、なかなか難しいことに気付きました。一つ一つの花(果実になっている)は純白で、凹凸も少なく、面白みがありません。雑然と撮っても、目の前の感動を伝えられません。自分のセンスにもどかしさを感じました。
それでも、愛知県の愛好家が「白い天の川」と評するように、この花が流れるように群生する一角がありました。白い川が流れているようで、ほんとにみごとです。
夕暮れ時にライトアップしたら、さぞかし幻想的な「天の川」が浮かび上がるでしょう。目を閉じて、その姿を想像しています。
Photo Galleryでは画像をやや暗くして、その雰囲気を出してみました。
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