サワオグルマ

キク科 キオン属

日当たりの良い山間の湿地に生える多年草で、茎は太く中空、高さ50〜80センチ。茎には白いくも毛がある。
根生葉はロゼッタ状に多数つき、狭長楕円形又は披針形、やや全縁で、両面にくも毛があるが、のちに無毛となる。茎葉は卵状披針形で鋭尖頭、基部は茎を抱く。
頭花は直径3.5〜5センチで、散房状又はやや散状に多数つく。



〜徒然想〜

M氏は実に目がいい。車の助手席から目敏くこの花をみつけ、車を降りて近づくと果たしてサワオグルマに間違いはなかった。
休田地の真ん中に、ポツリと咲いていた。そして、畑の奥には群生していた。
新潟の地は、まだ若葉が萌えている。それを背景にした黄色は実に色鮮やか〜見事なコントラストだった。
足下の畦道はミミナグサやコハコベで覆い尽くされ、足の踏み場もない。見上げると田園風景が広がり、子供の頃遊んだ石川県の畑を思い出した。
2007.5.3 新潟県
2007.5.3 新潟県 2007.5.3 新潟県
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