ジャケツイバラ

マメ科 ジャケツイバラ属

 
2007.6.2 新潟県佐渡市   2008.5.6 高知県四万十川

山野や河原に生えるツル性木本で、枝には鋭いかぎ状の棘がある。葉は互生し、偶数2回羽状複葉で、小葉は5〜10対あり長楕円形。
枝先に総状花序を上向きに出し、直径3センチほどの黄花を付ける。花弁は5個で、雄しべは10個、花糸は赤く、目立つ。花期は5〜6月。本州以南〜沖縄県に分布する。


〜徒然想〜

高尾の森の図書館に写真家Y先生の写真があった。暗い森に、ジャケツイバラの黄色が見事に浮き上がっていた。撮影した林道を教えてもらいました。
しかし、2年間探した歩いたが見つからず、また来年と思っていたところに、思いがけないところで出逢うことになりました。
場所は佐渡。海岸に下りる崖に咲いていました。探し歩いて見つけだすのも喜びですが、こんな不意の出逢いもうれしいものです。予測していたとおりの鮮やかな黄色がそこにありました。

それにしても、高尾の林道にあるというジャケツイバラはどこにいってしまったのだろうか。こんなに鮮やかならば目立つはずなのに・・・。今年も探すことになりそうです。

ようやく高尾の林道のジャケツイバラを見ることができました。今まで何故見つからなかったのでしょうか。目の前を被うほどの大きな株です。

−同じ科の植物−

     
2007.6.2 新潟県佐渡市
2007.6.2 新潟県佐渡市 2008.5.18 東京都高尾山
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