ジガバチソウ

ラン科 クモキリソウ属

山林樹林下に生える多年草で、花茎の高さ8〜20センチ。花は総状に多数付け、淡緑色や黒褐色と変異があり、それぞれアオジガバチソウ、クロジガバチソウと呼ばれることがある。
萼片は線形、側花弁は糸状で反曲し、それぞれ長さ約1センチ。唇弁は長さ約8ミリで先は急に曲がって下垂し、舷部は狭倒楕円形。花期は5〜7月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

道は林の中の緩やかな登山道です。低い下草が生え、いかにもランの仲間でも現れそうなあやしい道を、ゆっくりゆっくり進みます。こんなワクワクする山散歩も好きな時間です。
そして、1時間半ほど・・・残念!何も現れませんでした。
コアジサイが見事に群生していたのが救いです。

そして下り道〜あきらめた頃、とうとう見つけました。ジガバチソウです。執念の発見に、同行者も賛辞の声でたたえてくれます。うれしい時間です。
その後、計20株ほど見つかり、うれしい時間が続きます。
今まで見たこともない花付きのいい株もあったようで、同行者も興奮の様子です。

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2008.7.5 群馬県
2008.7.5 群馬県 2008.6.28 群馬県
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