リュウキュウツチトリモチ |
ツチトリモチ科 ツチトリモチ属 |
樹木の根に寄生する多肉質で無毛の多年草で、亜熱帯の海岸近くに生育し、高さ8〜14センチほど。鱗片葉はオレンジ色を呈し、はじめは花茎に密着し、のちに開出する。 花穂は球形〜短楕円形で、表面ははじめ肉色、次第に変化する。雌雄同株で、雄花は下部の周囲を取り巻き、4裂する。葯は白色。雌花は花穂面を被っている小棍体の間に埋もれているので見えない。 花期は12〜1月。沖縄県本島、八重山諸島に分布する。 〜徒然想〜 キノコのようにみえますが、れっきとした双子葉、離弁花植物です。坊主頭には雌花があり、雄花は頭の縁を飾るように、周りに多数付きます。あいにく開花しているものは少なかったのですが、4弁の花を開きます。 この植物を “きれい!” とか “かわいい!” とか評するのは意見が分かれるところでしょうが、私にとって珍しい植物との出逢いは感動です。 きれいな姿に再会したのは8年後ですが、この時はアオイボクロの葉が多く見られる森でした。季節によっては、他にもいろいろな植物が見られそうな興味深い森でした。 -同じ科の植物- |
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2007.12.22 沖縄県本島(画像にポインターをおいて下さい) |
2007.12.22 沖縄県本島 | 2007.12.22 沖縄県本島 | |
2015.12.21 沖縄県 | 2015.12.21 沖縄県 |
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