レンプクソウ

レンプクソウ科 レンプクソウ属

山地や丘陵地の沢沿いなどに生える多年草で、高さは8〜15センチ。根生葉は2回3出複葉で長柄があり、小葉は羽状に中裂する。茎葉は小さく、1対が対生する。
花は黄緑色で、直径4〜6ミリの花が5個集まって付く。それでゴリンバナの別名をもつ。頂部の花冠1個は4裂し(雄しべは8個)、他の花冠4個は5裂する(雄しべは10個)。花期は3=5月。北海道〜本州近畿地方まで、九州に分布する。

〜徒然想〜

何気なく植物図鑑をながめていると、長らく名前が分からなかった花に出逢いました。うれしくなり、撮影したときの想いが甦ってきました。
八ヶ岳の暗く湿気の多い林で見つけました。小さくて不可思議な植物です。慎重に撮影しましたが、ピンボケばかりでした。ようやく残った数枚に感動を覚え、懸命に名前を探した記憶があります。
不明種のストックから抜け出してあげてよかったが、まだ多くが眠っています。

レンプクソウ(連福草)の名は、地下茎がフクジュソウにつながっていたからというが・・・〜福に連なるいい名前がつきました。

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2006.5.27 長野県八ヶ岳(画像にポインターをおいてください
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