ノジスミレ

スミレ科 ミヤマスミレ類

       2008.4.6 栃木県渡良瀬遊水地 2008.4.6 栃木県渡良瀬遊水
側弁は無毛、距は長い

低地の陽あたりのいいところに生える。葉は長楕円状〜三角状披針形で、低い鋸歯があり、基部は浅い心形。葉の縁が波状になることが多い。
花は中形で、ふつう曇ったような紫色だが、濃淡がある。側弁はふつう無毛。距は細い棒状で、淡紫色〜濃紫色。


〜徒然想〜

ノジスミレが気になる春のスタートになりました。掲載していた画像に誤りがあり、新しい画像を求めていたのです。

都心の公園は穏やかな春の陽射しに誘われ、多くの人たちが思い思いに楽しんでいます。どの顔もにこやかです。大仰なカメラで撮るのは気恥ずかしく携帯で撮りました。
足下にはタンポポやミツバツチグリ、オオイヌノフグリが咲き誇ります。そしてノジスミレも・・・。澄み渡る女性ボーカルの歌声も流れ、都会のオアシスです。携帯では、さすがにいい写真とはなりませんでした。

ここならばあるだろうと、渡良瀬遊水地に遠出しました。広大な地は野焼きを終え、芽吹きの時を待っています。反して、野焼きを免れた芝地は春の花が盛りです。
ノジスミレが径5メートルほどの地にびっしり。期待はしていたものの、これほどとは・・・・・・びっくりです!!

−同じ科の植物−

2008.4.6 栃木県渡良瀬遊水
葉は有毛
2008.4.6 栃木県渡良瀬遊水
花茎は有毛
2008.4.6 栃木県渡良瀬遊水地(画像にポインターをおいて下さい)
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