ノアズキ

マメ科 ノアズキ属

日当たりのよいやや湿った野や林縁に生えるつる性の多年草。小葉は広卵状菱形で、托葉は狭卵状三角形。
花は黄色で、旗弁はほぼ丸く、左右不同で非相称。竜骨弁の先は反転し、鈍頭。花期は8〜9月。豆果は扁平な広線形。宮城県以西〜九州、奄美大島、小笠原に分布する。

〜徒然想〜

ノアズキが、明るい陽射しの下で、他の草に絡まって花を付けていました。くるっと回った面白い花の形です。これを見てヤブツルアズキを思い出してしまいました。
ヤブツルアズキといえば、苦い記憶が一つあります。浜松の山里でヤブツルアズキを見つけたのですが、湿った草深い場所で、いかにも蛇がいそうで撮影を止めてしまいました。蛇には臆病なのです。
ノアズキの場合はその心配はありません。足元は短い草が生えているだけです。

−同じ科の植物−
2008.8.19 千葉県
2008.8.19 千葉県 2008.8.19 千葉県
2023.8.10 千葉県 2008.8.19 千葉県
 
 2023.8.10 千葉県   2023.8.10 千葉県