ムシトリナデシコ |
ナデシコ科 マンテマ属 |
地中海原産の帰化植物で、山地に限らず、人家の周辺や道端に生育する越年草。高さ30〜60センチ。葉は卵形又は広披針形で対生し、基部は茎を抱く。 葉の根元から茎が分岐して、茎頂に直径1センチほどで、紅色〜淡紅色の花を多数密に咲かせる。花期は5〜6月。 〜徒然想〜 いろんなところで出逢っていますが、一番思い出深いのが、車の中から撮ったこの花です。池ノ平高原からの帰り車、信号待ちで停車したときに助手席側の道端にこの花が咲いていました。 いたずら心に、窓を開いて望遠で撮ったら、意外と姿のいい写真が残りました。こんな出逢いもおもしろいです。 茎上部の葉の下に粘液を分泌する部分が帯状にあり、ここに虫が付着して捕らえられることがあることから「虫取り」の名がつきますが、食虫植物ではありません。 −同じ科の植物− |
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2006.6.24 長野県 |
2005.6.4 東京都高尾 |