カッコウアザミ

    キク科 カッコウアザミ属

ムラサキカッコウアザミ

    キク科 カッコウアザミ属

2007.3.17 沖縄県 2007.3.17 沖縄県
 
総苞は無毛 2007.12.22 沖縄県    総苞に開出毛 2007.3.17 沖縄県

熱帯アメリカ、メキシコ原産の帰化植物。道端、畑地、荒地などに生える1年草で、高さは30〜60センチ。葉や茎には白色の軟毛、腺毛を密生する。葉は対生、上部では互生し、葉柄は長さ2.5〜5センチ。葉身は卵形〜長楕円形、先は鈍頭、基部は円形〜浅い心形、縁には浅い鋸歯がある。
頭花は茎頂に付き、筒状花のみからなり、白色〜淡紫色、直径4〜6ミリ。総苞はほぼ半球形、総苞片は披針形、ほぼ同長で無毛。花期は南西諸島ではほぼ1年中。
 

 
熱帯アメリカ原産の帰化植物。道端、畑地、荒地などに生える1年草で、高さは30〜70センチ。葉や茎には白色の軟毛を密生する。下部の葉は対生し、上部の葉は互生しする。葉身は円形〜広卵形、先は円頭〜鈍頭、基部は浅い心形〜くさび形、縁には不揃いな浅い鋸歯がある。
頭花は茎頂に
散房状に付き、筒状花のみからなり、淡紫色(白色もある)、直径4〜6ミリ。総苞はほぼ半球形、総苞片は線状披針形、ほぼ同長で先は尖り、長毛を散生する。花期は南西諸島ではほぼ1年中。 
〜徒然想〜

ムラサキカッコウアザミを見直していたとき、誤解があることを知りました。
カッコウアザミはムラサキカッコウアザミの白花品と思っていましたが、別物でした。
とはいえ、図鑑等で調べても違いがよく分かりません。本種の方が花は小さく、こぢんまりしているようです。
ムラサキカッコウアザミは葉幅の広いものが多く、総苞片に開出毛があります。
これらを指標にして、
心許ないですが、両者を仕分けてみました。
白花は基本的にカッコウアザミとしましたが、ムラサキカッコウアザミではないかと思われるものもありました。

−同じ科の植物−


2007.12.22 沖縄県 総苞に開出毛 2015.12.17 沖縄県
 
 2007.3.17 沖縄県   2007.3.17 沖縄県 
 
 2007.12.22 沖縄県    2015.12.17 沖縄県
2007.3.17 沖縄県