ミゾコウジュ
シロバナミゾコウジュ
シソ科 アキギリ属


 
2007.5.27 栃木県   2022.5.21 栃木県


湿った草地やあぜ道などに生える越年草で、高さ30〜70センチ。根生葉は長柄があり長楕円形で、ロゼッタ状となり、花期には枯れる。茎葉は長楕円形で、鈍い鋸歯があり、表面はしわが目立ち、細毛がある。
花は淡紫色で唇形、長さ4ミリほど、下唇には紫色の斑点がある。花期は5〜6月。本州〜沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

敷地内とはいえ、車が行き交う道路の縁石に腰掛け昼を食べる10人ほどの集団。我ら花の観察隊です。
端から見れば異様にみえたかもしれませんが、今日の案内人はそんなこと気にしないのです。食べてる間も花探しに奔走し、ミゾコウジュを見つけてきました。
皆もさるもの、食事もそこそこに撮影に飛び出します。皆、花が好きなのです。渡良瀬遊水地では、そこかしこに見られる花です。

最近はスゲの仲間を探しにこの地を訪れることが多くなり、宿題となっていたノニガナや
ミゾコウジュの白花品に出逢う機会に恵まれました。

−同じ科の植物−

 
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