ミヤマヤナギ

ヤナギ科 ヤナギ属

亜高山〜高山帯に生える落葉低木で、ふつう高さは20〜100センチ。地を這う匍匐性のものや立ち性のもの、まれに高さが7メートルほどになるものなど、樹形や樹高は変化が多い。
雌雄別株。花序は円柱形で、雄花序は長さ2.5〜6センチ、幅1センチほど、雌花序は少し細く幅7ミリほど。花期は5〜6月。北海道、本州中部地方以北に分布する。

〜徒然想〜

樹形や樹高は変化が多いようですが、富士山では地を這うように砂礫地に根を下ろしていました。高さは50センチほどだったでしょうか。
これが立ち性だったら、まして7メートルもの巨木になったらどんな姿になるのか。たぶん、乏しい知識では名前も分からないでしょう。

思い返せば、同じ富士山でも樹林帯でみたヤナギの仲間〜あれはミヤマヤナギだったかもしれません。

−同じ科の植物−
2007.6.23 富士山
2007.6.23 富士山
2008.6.15 富士山
富士山の樹林帯でみたヤナギの仲間
高さは3メートルほど
     
   2010.6.26 福島県磐梯山  
2010.6.26 福島県磐梯山 2008.6.15 富士山