ミヤマアキノキリンソウ

キク科 アキノキリンソウ属

 
2005.8.8 長野県八ヶ岳   2004.8.21 長野県蓼科山

高山の乾いた草地などに生える多年草で、高さは20〜50センチ。茎葉は卵形〜披針形で、先は鋭頭〜鋭尖頭。
頭花は枝先に密集して付き、黄色で直径1.2〜1.5センチ。総苞は広鐘形で、総苞片は3列、外片は鋭頭〜鋭尖頭。花期は8〜9月。本州中部地方以北〜北海道に分布する。


〜徒然想〜

亜高山〜高山帯の草地によく見られ、その黄色は見事です。コガネギクと呼ぶに相応しい。高地に咲くものほど背が低く、総花がこぢんまりとまとまる印象を持っています。

アキノキリンソウとの違いが気になります。咲く地域と、頭花が茎の上方にかたまって付く、頭花が大きい、筒状花が多いなどを指標に典型的なものを見つけ、区別することにしています。
しかし、頭花のかたまり具合、頭花の大きさ、背丈の高さなどに中間的なものに出逢うことも多く、迷います。

-同じ科の植物-

2008.8.11 長野県白馬岳 2004.8.21 長野県蓼科山
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