マイヅルテンナンショウ

サトイモ科 テンナンショウ属

低地の草地や疎林に生える多年草で、高さ60〜120センチ、偽茎は30〜70センチ。葉は1個で、鳥足状に17〜21枚の小葉を付ける。
仏炎苞はふつう緑色で、舷部の先は尾状にのび鋭く尖る。花期は5〜6月。本州〜四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

マイヅルの名が付くので、あの白いツルが舞う美しい花を勝手に想像したのがいけなかったようです。目の前には、全く目立たない緑の草が立ち上がっています。舞鶴にはほど遠い姿です。
しかし、考えてみればテンナンショウ、この仲間は皆こんな姿をしています。それらと比べれば、この植物は特徴的な姿です。
じっと見ていると、鶴が首をのばす姿にもみえてきます。しかし、しかし、・・・・・・せめてどこかに白いものでもあれば・・・・・・。

−同じ科の植物−
2007.5.13 茨城県つくばみらい市(画像にポインターをおいて下さい)
2007.5.13 茨城県つくばみらい市 淡紫色はチョウジソウ 2007.5.27 栃木県
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