クズ

マメ科 ヤブマメ属


山野に見られるツル性の半低木で、基部は木質、上部は草質となり、長さ10メートルにものびる。根は長大で多量の澱粉を蓄える。葉は3小葉、両面に毛があり、特に裏面に白毛を密生する。
花は紅紫色で、総状に多数付く。花期は7〜9月。
根の澱粉は葛粉としてよく知られ、乾燥したものを風邪薬の葛根湯に用いる。

〜徒然想〜

木の高みで見ることが多い。高尾山では7,8メートルもの高さのところにこの花がみえ、撮影もままならなかったことがあります。ツルをのばすパワーには驚きます。少しでも陽射しを受けようとするのでしょう。

愛知でも3メートルほどの高さに張り出した枝を横に伝わり、いっぱいに陽を受け鎮座していました。

−同じ科の植物−
2007.8.25 愛知県
2006.8.26 東京都高尾山
2007.8.25 愛知県(画像にポインターをおいて下さい)