クサスギカズラ |
ユリ科 クサスギカズラ属 APG分類ではキジカクシ科 |
海岸の砂地、岩地などに生える多年草で、高さは1〜2メートル。茎は下部が木質化し、上部はつる状に伸びる。葉は太い枝のものは刺状になり、細い枝の葉は膜質で茎に貼り付く。葉状枝(茎が細かく枝分かれしたもの)は、葉腋に1〜3個束生し、線形で3稜がある。 花は雌雄異株で、葉腋に1〜3個付き、鐘状漏斗形で黄白色。液果は球形で直径7ミリほど、汚白色に熟す。花期は5〜6月。本州〜九州に分布する。 〜徒然想〜 すぐ海につながる遊歩道脇に、草に絡まるように生えていました。 特に花がきれいな訳でもなく、この植物に想いは何もありませんが、事件がありました。 撮影を終え、一歩踏み出したときに、何とヘビが現れたのです。こんな波打ち際で出逢うとは予測もしなかったので、ギャッと驚きました。相手もギャッと驚き、あっという間に消えていきました。いやに青白いヘビでした。 伊豆の海岸では、イズカモメヅルを探しに行ったときにみつけました。岩場に、細かい葉をもじゃもじゃと付けた植物です。よく見ると、沢山の緑色の丸い実を付けています。なかなか、きれいでした。何だろう? と撮影しておきます。帰って調べてみると、以前新潟で撮影した本種の実であることが分かりました。このきれいな実は、もうしばらくすると汚白色になるようです。 −同じ科の植物− |
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2007.6.2 新潟県佐渡市(画像にポインターをおいて下さい) |
2007.6.2 新潟県佐渡市 |
2017.6.10 伊豆半島 | 2017.6.10 伊豆半島 |