クルマギク

キク科 シオン属



和歌山県の熊野川流域など、限られた地域の渓流の岩壁にぶら下がる貴重な野菊。日本特産。
茎の長さは80センチほどになり、茎の中ほどまで花を多数付ける。葉は線形で、縁には低い鋸歯がある。根生葉はロゼット状で、花期にはなくなる。
頭花は直径1.5センチほどで、舌状花は10個ほどあり白色。花期は10月。



〜徒然想〜

クルマギクの開花時期には早いのですが、ようやく取れた休暇を利用して紀伊半島を訪れました。花観察でははじめての訪問です。
熊野の川は大きく、山は深い〜〜闇雲に走り回るだけでは、とても目当ての植物はみつけられないでしょう。この点、花仲間はありがたいものです。

山村を抜け、渓流沿いの細い林道を遡ると、壁にクルマギクがぶら下がっていました。やはりまだ早く、数個の花が開いているだけでしたが、うれしい出逢いです。蕾が数多く付いています。
盛期の情景を想像しながら、そして花仲間に感謝しながら、シャッターを押しました。

2010年は満開の花付きを楽しみにしていたのですが、この夏の記録的な猛暑の影響か、花は遅れ気味です。多くは2〜3分というところでしょうか。それでも満開に近い1株が見られ、クルマギクの醍醐味を満喫しました。

−同じ科の植物−

2009.9.23 和歌山県(画像にポインターをおいて下さい)
2009.9.25 和歌山県 2009.9.23 和歌山県
 2010.10.11 和歌山県   2010.10.11 和歌山県 
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