山地の湿った岩場、渓流沿いなどに生える多年草で、高さは6〜12センチ。葉は2列に付き、歪んだくさび形からくさび状長楕円形で、縁の中部に1〜2個の鈍鋸歯がある。 花は雌雄異株又は同株で葉腋に付き、白色で雄花序は柄がある。花期は3〜4月。沖縄県に分布する。 〜徒然想〜 案内いただいたKさんに渓流脇の小岩の上を指さされ教えてもらいましたが、よく見えません。 訳も分からずシャッターを押しましたが、見えなかったのは無理もありません。葉の付け根に小さな緑のつぼみが写っていました。 別の場所ではマット状に広がっていました。開花していましたが、やはり小さくて目立ちません。これが絶滅危惧U類の貴重な植物でした。 沖縄県に特産し、和名は国頭(くにがみ)村に由来します。 −同じ科の植物−