クコ |
ナス科 クコ属 |
2006.10.21 神奈川県三浦半島 右下はイソギク | 2006.10.21 神奈川県三浦半島 |
山野に生える落葉小低木で、高さ1〜2メートル。基部からよく分岐し、茎は細く長く伸び、枝端は下に垂れ下がる。短枝はしばしば刺に変化する。葉は有柄、披針形で長さ2〜3センチ、全縁で質は柔らかい。 葉腋に淡紫色の小花をつけ、花冠は浅く5裂し鐘状。果実は長さ1〜2センチ位の楕円形で秋に鮮やかな赤色に熟す。花期は7〜11月。 〜徒然想〜 枸杞子(くこし)はクコの果実を乾燥させた生薬で、特に目にいいことは知っていました。そのクコに湘南で出逢い、こんな花だったのかと、今更ながら大学での不勉強を恥じました。 クコは万能薬草と評され、葉はクコ茶などとして高血圧症、動脈硬化、高血圧、頭痛、肩こり、疲労回復に効果があるとされています。 果実は枸杞子と呼ばれる生薬で、滋養強壮のほか、目にいい生薬とされています。枸杞子は古くから不老長寿の妙薬、老人病の妙薬として知られてますから、クコ酒などにして試されたらいかがでしょうか。 根を乾燥させたものは生薬で地骨皮(じこつび)という。血圧降下、血糖降下、解熱、痰切り効果がある。 −同じ科の植物− |
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